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水虫によく似た皮膚病とは?

日本の水虫人口は2500万人と言われています。(約5割が足水虫、2割が爪水虫)、つまり国民の2割が水虫に感染しているということですね。(医療機関調査データ)
また水虫と思って皮膚科を受診した人のうち、半数近くが水虫の症状に似た皮膚病だそうです。専門家でも判別しにくい水虫と皮膚病。「市販の水虫薬では症状がよくならない」また「症状が悪化してしまった」という方は皮膚科を受診されることをお勧めします。

水虫によく似た症状の主な皮膚病には次のようなものがあります。

「疥癬(かいせん)」
疥癬はダニ感染症で、皮膚に非常に小さく赤い隆起ができてひどいかゆみを伴います。
また患部に無数の小さな水疱などができます。治療は、ペルメスリンを5%含むクリームを皮膚に塗って1晩おき、翌朝洗い流すことで治療できます。

「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)」
手のひら・足裏に多数の膿疱が両側に急に現れ、しばらくするとガサガサになります。
また水虫(足白癬)に似ているため、間違って水虫の市販薬を塗って、治りにくい水虫だと勘違いされていることもあります。治療は、ステロイド薬の外用、エトレチナート(チガソン)の内服、免疫抑制薬(ネオーラル)の内服、紫外線療法などがありますが、根治は難しい病気です。

「紅色陰癬」
大人の股、腋の下、足の指の間、お乳の下、お尻の割れ目などにできやすく、軽い赤みのある褐色斑で、少しかゆみがあり、糠状(ぬかじょう)・粉状の皮がついています。足趾の間では皮膚がふやけて白くなるのが特徴です。治療はエリスロマイシンやテトラサイクリン薬の軟膏またはクリームを塗ります。症状によっては服用します。

「汗疱(かんぽう)」
多汗症が原因と考えられています。夏期に汗の多い人にみられることが多いことから、汗が間接的に影響を及ぼしていると考えられています。また、食べ物や歯科金属中の金属に対するアレルギーが原因になっている場合もあります。主に手のひらや足の裏にできます。
治療は、小さな水疱が現れてかゆみがある時にはステロイド外用薬が有効です。水疱が乾いて皮膚が丸い鱗屑になってはがれる時期には、尿素含有軟膏を塗ります。
汗疱は、特に水虫の初期症状によく似ていますので、皮膚科を受診されることをお勧めします。
posted by 悩める乙女 at 16:08 | ・水虫症状に似た皮膚病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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